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水の中にはどんな生きものがいるの?~「調整池の魚や昆虫を探そう」2019秋~

2019年11月6日

皆さん、こんにちは!
いつの間にかアザだらけの、CSV課とらです。
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目次【水の中にはどんな生きものがいるの?~「調整池の魚や昆虫を探そう」2019秋~】

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水路での生物捕獲

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2019年10月27日(日)にCSV課が共催させていただくイベントを実施してきました。毎年恒例、大和ハウス工業 株式会社 三重工場様の自然観察会「調整池の魚や昆虫を探そう 2019秋」です!(今年の夏に開催したブログはこちら)大和ハウス工業様の三重工場には、自然の形を残した調整池があり、多くの生物が暮らしています。その調整池の隣に緩やかな水の流れがあるビオトープを造成しました。トンボなどの水生生物が住みやすい環境が整えられています。また、調整池からの放流水は近隣の田んぼの用水路に流れ込んでいます。この用水路ではたくさんの生きものが観察できます。放流先の生物多様性が保たれているということは、調整池の水質も保たれているということです!
当初の開催予定は10月22(火・祝)だったのですが、大雨の為延期となりました。そのため、予定されていた参加者の方は数が減って、9組34名(大人18名+小人16名)の方にご参加いただきました。
また、三重生物多様性パートナーシップ協定のメンバーとして三重県 農林水産部 みどり共生課様、NPOちょっと自然様にもご協力いただきました。
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■調整池の前で集合写真撮影
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さっそく、当日の様子をご報告します。朝方は曇っており、朝露がひんやりとしておりましたが、だんだんと太陽が顔を出して、自然観察会日和になりました!
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■水路のすぐ横には広大な田んぼ!
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■タモを草かげにセットしてガサゴソ…何が獲れたかな?
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■ナベブタムシをうっかり触ると刺されるかもしれないので注意!
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大人の方と協力して親子で生きものを捕獲する姿が印象的でした。お子さんがタモでガサゴソしたら、水路の上で待ち構えた親御さんがバケツでキャッチ!ナイスな連携プレーでした!30分程度探したら、皆さんのバケツが生きものでいっぱいになりました。
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魚道での生物捕獲

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続いて、調整池と先程の水路をつなぐ「魚道(ぎょどう)」に移動しました。下流の水路から遡上してきた生きものが上流の調整池に自力で進んでいけるよう、水流を利用した階段を作ってあります。魚道の生物調査も兼ねて、溜まっていた水を排水して、生きものを捕獲してもらいました。
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■生きものは石の下や隅の影に隠れています
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■スジエビが獲れました!
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獲れた生きものの観察~比較的外来種が少ない自然環境~

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それでは何が獲れたか、NPOちょっと自然の植村先生に解説していただきました。
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■タライの前に集まって熱心に話を聞く子どもたち
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■観察ケースに入れることでじっくりと特徴を見ることができます
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■タモロコにはヒゲが1対あります
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■コオニヤンマのヤゴは枯れ葉のような形で川底に潜んでいます
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■一方、コヤマトンボのヤゴはクモのような形
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■ヤゴのアゴを真似してみよう!狙いを定めたら…
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■びよ~んと伸びて獲物をキャッチ!
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■ウキゴリという腹ビレが吸盤のような魚も獲れました
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■モクズガニはハサミに藻のクズのようなものがついています
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■お腹のふんどしのような部分が狭いのでオスだと分かります
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■外来種ではタイワンシジミがたくさん獲れました
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他にも、在来種ではドジョウやタイコウチ、アオサナエ(ヤゴ)、トノサマガエル、カワニナが獲れました。一番数が多かったのはスジエビです!外来種ではアメリカザリガニが3匹でした。普段いろいろな水環境にてお仕事させていただきますが、これだけ外来種が少ない環境は珍しいです。定期的に自然観察会を実施して、生態系保全を行っているからでしょうか。
まとめとして、三重県様に「生きものクイズ」を行っていただき、一旦終了となりました。その後、ご希望の方はビオトープへ移動して昆虫採集と、屋内に移動して缶バッジづくりをしました。
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■好きな生きものに好きな色を塗る自分だけの缶バッジづくり
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まとめ

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大和ハウス様の自然観察会は、夏と秋、年に2回開催させていただいています。長年参加されている方によると、年々生きものの種類が減ってきているそうです。私たちが気づかないうちに、自然環境はどんどん変化していっているのですね。実際、イベント前に水路でゴミ拾いをすると必ずビンやプラスチックゴミなどの自然に還らないものが落ちています。
このゴミ一つで生態系が変わるかもしれない、
この外来種1匹で在来種がいなくなるかもしれない…
そのように身近に考えてくださる機会が増え、生態系保全が広がっていくよう、活動していきます。
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とら (=´ω`=)