東産業

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CSV

調整池をきれいにしました!その2

2019年2月20日

皆さん、こんにちは!
毎朝「ふとん」という魔物と闘っている、CSV課とらです。
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.以前このブログでご報告し損ねていた活動がありました。

ちょうど、前回のブログで調整池の清掃をご紹介したので、

それに関連して以前の活動もご報告します。

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2018年11月頃から2019年1月頃まで

調整池の浚渫(しゅんせつ)工事を行っていました。
県内の市町村様からのご依頼で、調整池に堆積した汚泥(ヘドロ)をきれいするという工事です。
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この調整池には多年生水生植物の「ハス」がたくさん生えています。
その底にゴミが溜まってしまい分解されにくくなり、
ヘドロとなってしまっている箇所もあります。
ヘドロは水の中の酸素をたくさん消費するので、
水生生物が酸欠になって数が減ってしまう可能性があります。
そこで、浚渫工事を行って環境を改善しようという運びになりました。
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今回は池全体を「調整エリア」と「環境エリア」に分けて施工ました。
調整エリア」は調整池の機能を損なわないよう、
ハスやヨシなどの水生植物を刈り取ってスペースを確保します。
逆に「環境エリア」はこの池の特長であるハスの自然環境をそのままに、
生き物たちが住みやすい環境を整えます。
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■施工前の調査で、水深は深くても4cmしかありませんでした
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今回の施工ポイントは調整池の水を抜く前に生き物を保全したという点です。
この池にはコイを始め、たくさんの生き物が生息しています。

訪れる来園者の方は生き物を楽しみにされています。
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■アキアカネ(三重県絶滅危惧種
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■20cm以上にもなるモクズガニもいました!
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池の水を抜いて生き物たちが死んでしまわないように、
事前に保全したい生き物を別の場所に移してから池干ししました。
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■捕獲したコイ

 ※コイはIUCN(詳しくはこちら)によって

 「侵略的外来種」(詳しくはこちら)として指定されていますが、

  来園者の方が楽しみにされている為、今回は保全させていただきました。
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■施工中に捕獲した在来種は別の水場に移して保護しておきます
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また、池の水をポンプで吸い出す際に外来種が外へ出ないよう、
専用の装置を取り付けて水だけが流れるように工夫しました。
3段構成になっていて、下に行くほど隙間が細かくなっています。
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■当社で開発した「ミズキ」という装置です

 吸い出した水はホースから機械に流れ込みます
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■一緒に流されてきたアメリカザリガニをキャッチ!
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また、地元の方々もこの調整池へよく訪れるそうなので、
施工方法や生き物のようすを看板にして設置しました。
見慣れた池が変わっていたら驚かれるかと思います。
今回の施工が池の環境を改善する為の工事だということ、
また在来種の保全や水生環境に配慮した施工だということを理解していただければと思います。
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■設置した施工看板
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葦(ヨシ)・ハス・浚渫土砂の除去作業が完了したら、
再び調整池に水を流し込み、生き物が棲める環境を整えます。
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■施工中
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■施工後
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■環境エリアには小魚が確認できました
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とら (=´ω`=)