東産業

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鈴鹿川生き物探し その3

2012年12月6日


中流のワンドに潜む外来魚たち?!

ウナギがたくさんとれた場所から上流へ300m程移動しました。すると川にワンド
(中州にできた水たまりのような場所)が見えてきました。水深はかなり深いようです。

今回は、安全を考えワンドの入り口付近を調べます。
ワンドをたどるとポンプ場にぶつかります。水質はかなり汚いようです。
透明度がほとんどない状態です。


茂みから見つかった魚・・

いきなり網に入ったのは、オオクチバス(通称:ブラックバス)です。
バスは、特定外来種として扱われている為駆除の対象です。

中学生の頃、よく池でバス釣りをしましたが今は地域の魚を守っていく上で、駆除しなけれ
ばならないこともあり複雑な心境です。

次に、網に入ってきたのは、ブルーギルです。
ギルも実は、特定外来種になっています。バスやギルは、流れがある場所を嫌うため、川の
中流にできたワンドを好みここで繁殖していると考えられます。
しばらく生き物を探しているとオイカワという在来の魚が見つかりました。

【写真:ブルーギル】

調査を終えると・
合計で、ブラックバスは5匹となりました。また、ブルーギルは、4匹です。幸いに、本流では
バスやギルが見つからなかったので地域の自然に大きな影響は与えていないようですが注意
が必要です。

前回のブログでご紹介させていただきましたように、在来の魚と地域の人々が「食」を通じて繋がり、それが環境を守る意識を育んでいます。

漁師さんたちが設けている禁漁期間などの判断基準も地域と自然の共生が考え方の
ベースです。

外来魚が万が一、増えてしまい地域の生態系を乱すことがあれば、これまで培われてきた
地域の人々と自然の関係までも壊してしまうかもしれません。


写真左:スジエビは、ビールのおつまみとして消費されます☆
写真右:極楽ハゼは、てんぷらや煮物にして消費されます☆

私自身、川と暮らしのつながりを生き物を通して改めて学びながら外来魚問題に対する理解も
一層深まったように思います。

外来魚が発見されたことを受け、ワンドに流れ込んでいる水門の先を一度調べてみることにします。

次回は、その様子をご紹介させていただきます。